この辺りはだいぶ様子が変わっているので、正確な位置まではわからないが、だいたいこの辺り、ということでストリービューを見てみよう。
例によってストリートビューの広角レンズは遠景を小さく見せるので、マウスのホイールを操作して拡大してみれば、正面の山の稜線が樹木の状態でいくらか異なるが、ほぼ一致することがわかる。
カメラは先へ進み、次の場所を映し出す。石造の立派な建物の裏に道路が少し広くなった場所がある。
この場所をストリートビューでみると下の辺りだと思われる。現在のバス停『原田口』がある場所だ。道路際の立派な石造の建物は今はなくなっている。代わりにレンガ風の建物ができて、商店となっている。この店にはレンタル空気入れというものがあるのがなんとも面白い。昔、映画の中で、自動車のタイヤにせっせと空気を入れる場面がすぐ近くで撮られていたということを知る人は、ほとんどいないのではなかろうか。
さらに空気を入れている場所は現在の白浜観光協会の前というのも何かの縁かも知れない。
ここをもう少しみてみよう。
中央付近の階段の位置が一致している。石垣上の建物は当然ながら全く変わっている。
この後、カメラは後方を映した場面へと切り替わる。クルマの位置が大きく後退してしまっているのは、カーブがすぐに来てしまうので、何とかカメラを長くまわしたいということなのだろうことは、以前天城街道での二人連れを取る際にもあったことだ。(映画『有りがたうさん』(1936年)のロケ地探し1 )
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