ずいぶん長らく書かずにいた。この先はわからない場所が多くなり、また以前に書いた場所と重なることから、どのように処理していこうか迷いがあった。また過去の分も含めて新しい情報が得られたり、これらをどう反映させるかも迷った。
さてこの先、旧嵯峨沢橋と思われる橋が登場する。
この橋と同じ橋が登場する清水宏作品がYoutubeで見られる。
それが『団栗と椎の実』(1941)の冒頭のシーンだ。この場面では、反対側からも撮影しており、それが下の場面になり、地形からして嵯峨沢橋らしさを感じさせるのだが、確たる証拠がないのは河津隧道と同じで古い写真でも出てくるとよいのだが。
では『団栗と椎の実』は湯ヶ島で撮影されたのかというとそうでもなさそうで、大仁とか三島辺りでも撮影されたのではないかと思えてくる。湯ヶ島にはなさそうな場所が多いからだ。これは『子供の四季』(1939)と似たような感じなのかもしれない。
清水宏『小原庄助さん』(1949年)もそちら方面で撮影されたそうで、当時の田園風景は興味深いものがある。
湯ヶ島といえば今年は芦川いずみ主演『しろばんば』(1962年)がDVD化されて登場し、モノクロながら、高画質で古い湯ヶ島の風景を見ることができる。この映画になるとほかの人たちのロケ地探索も進んでいて、あまり探しどころは多くはなさそうだ。
河津隧道の話が出たついでに、下の画像。これも今年DVD化されて発売された内藤洋子版『伊豆の踊子』(1967年)のワンシーン。もしや河津隧道、と思いきやどうも別のトンネルで、長瀬隧道(旧三津坂隧道)のようだ。
だいぶ頭の中が混乱して、なかなか本来の有りがたうさんにたどり着けない。新しい情報それに対する関心、すでに書いていることの修正、補填等をどうするか。いろいろ悩みながら、ぼちぼちと進んでいこう。
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