バスは出演者を乗せてトンネルを抜ける。トンネルを出る場面からフィルムは切れることなく映画は進行していく。
上の画像では黄色い楕円の中にまっすぐ伸びた太い木、下の画像では傾いた木が写っている。
ここをストリートビューで見ると、江藤延男追慕の碑の背後にかなり大きな樅らしき木が見える。また少し行ったところに傾いた木もみえる。どうもこの二つの木は現在も残っているらしい。
しかし前々回の風まかせ: 映画『有りがたうさん』(1936年)のロケ地探しを書いていて思いついた場所がある。国土交通省の1948年の航空写真(国土交通省 USA-M910-33)の左側の円で示した場所だ。つづら折れの坂道の折り返しポイントで、ここは湯ヶ島側からループ橋への進入路の最初の橋脚がある場所で、その辺りのからの景色がストリートビューでみられる。見る位置の高さがかなり異なるので、断言するには微妙だが、らしくは見えないこともないと思う。
バスは進み次の場所に至る。ここはカラー化画像で見てみよう。猟銃らしきものを持ったハンター風の人物をバスに乗せる場面だ。
この先道路は左へと進み、橋を超えることになる。湯ヶ島方面から延びる天城街道は、深い谷に阻まれ、谷の浅いここまで迂回することによって、狩野川の源流筋である本谷川を渡ることができるようなる。
背後に今はない建物が見える。茶屋があったのかもしれない。
次は気分を害してバスを降りてしまった髭男が街道を歩くシーン。
さすがにこれだけでは情報が少ないが、道路の両側が上りの斜面になっており、道が長い直線で奥がやや右に流れていく。そんな場所であることを考えると、この辺かなという感じ。
次の場面は以前触れた所。ここはカラー化画像で見てみよう。
今は集落はなくなってしまい、人は住んでいない場所だが、野畔という名のバス停が残っている。
下はドライブレコーダーによる現代の映像。
下の二つの場所はすでに別のところで触れた。三番目は具体的にどこかというと難しいが、背後の特徴的な山が一致するので、どこかこの辺りだろう。
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